平成３０年１月１１日（木）に「第６回　岡山県市民後見人情報交換会」を開催しました（参加者：約１００名）。

　本会は平成26年度より、市民後見人をはじめ、行政、社会福祉協議会、弁護士等法曹専門職が一堂に会し、岡山県内における市民後見人の活動支援体制の課題検証を目的に開催しています。特に今年度は、“権利擁護体制に向けたネットワークづくり”に焦点を当て企画しました。

　午前は、竹内俊一弁護士より岡山県内の法人後見・権利擁護センターの現状と課題についてご報告いただきました。また、市民後見人の活動報告として、総社市権利擁護センターの日下部さん、総社市の市民後見人である河田さんに具体的な活動についてお話しいただきました。

　午後は、愛知県の尾張東部成年後見センター住田敦子センター長をお招きし、「市民後見人への期待と可能性―権利擁護と地域づくりの担い手として―」と題し、ご講演いただきました。また、最後に、市町村の枠を超えて、市民後見人・行政職員・社会福祉協議会職員・法曹専門職が１グループ（全１６グループ）になり、情報交換を行いました。

　参加者からは「日頃言いたくても言えない細かなことが言えてスッキリした」や「市民後見人の志気の高さを改めて感じた」とのご意見をいただきました。参加して下さった皆様、本当にありがとうございました。